オリジナルパーカーを1枚からプリントする方法
オリジナルパーカーを1枚からできるだけ安くプリントするおすすめのプリント方法と注意事項をご案内いたします。
最近では、無地のパーカーを購入し、自作でプリントされる方も多くいらっしゃいます。誰でも簡単に1枚からアイロンプリントなどを楽しむ方法もありますので、オリジナルプリントをご依頼される方も、自作でプリントする方もご覧いただければと思います。
1. 1枚だけ安く制作するプリントの種類
1枚だけオリジナルパーカーをプリントするのであれば、できるだけ価格を抑えたいと思うはずです。
そこで、様々なプリント会社から見積もりを取ることも考えられますが、時間も手間もかかりますし、見積もりだけであきらめてしまうこともあると思います。
オリジナルプリントと一言でいいましても、シルクスクリーンプリントや転写プリント、カッティングプリントなど様々な方法があり、プリントの方法で値段や納期に違いがあり、出来ることや出来ない事、得意・不得意な加工が存在します。
そんな中で、1枚だけでできるだけ価格を抑えたプリント方法をお知らせいたします。
1-1. 自作でアイロンプリント
オリジナルパーカーを自作でアイロンプリント、言ってしまえばこの方法が一番無難で、好きなように加工できるため1枚だけオリジナルパーカーを制作するのであればおすすめな方法なのかもしれません。
無地のままパーカーを購入し、プリントしたいデザインを転写シートやカッティングシート、ワッペンなどを手芸店から購入し、アイロンでプレスしながら圧着させる方法です。
ボディ代とシート代だけで済みますので安く出来上がりますし、最近では100円ショップなどでもアイロンシート(既製品で文字など印刷されているもので良ければ)が販売されていますので、オリジナルのデザインでなければ100円ショップを活用するのも手かもしてません。
デメリットとしては、デザインに自由度が無くなってしまう点と、シート購入などに手間がかかる点であるということ。
自由度の高いデザインにしたい場合は、カッティングプロッタや転写シートなどを購入し(安くても20000円前後します)何度でも自宅で自作プリントを楽しめます。また、一度カッティングプロッタを購入してしまえば、副業としてオリジナルプリントのアイテムを販売することも出来てしまいます。
余談ですが、最近ではBASEやminneなど1点のハンドメイド作品も個人で販売できるので、興味のある方はやってみても面白いかもしれません。
パーカー.JPではそのようなお客様(ランチバッグを無地のまま購入し、ハンドメイドでフリリーバッグに手直しし販売している)もおります。
時間に余裕があり、自作でオリジナルプリントしたい方にはおすすめの方法です。
1-2. カッティングプリント
1枚だけオリジナルでパーカーを作りたいけれど、自作はめんどくさいし、好きな文字をプリントしたいし、プロに任せたいという方はカッティングプリントがおすすめです。
カッティングプリントは、単色のアイロンシートにカッティングマシンを使用して切り抜いていく方法です。パソコンとカッティングマシンを接続し、イラストレーターファイルなどから直接出力できるため、文字だけではなく、ロゴやデザインなどもプリントすることが可能です。
しかも、シルクスクリーンプリントのように製版はいらない為、1枚当たりの価格が安く済むため、おすすめのプリント方法です。
しかし、デメリットも存在し、2色以上の場合、それぞれのシートごとに出力しなくてはいけない為、結果コストが大きくなります。2色以上やフルカラーには向いていない方法です。
更に、細かすぎるデザインにも向いていない為、2mm以上の線で構成しなければなりません。
良くお問合せを頂く内容ですが、「シートなので洗濯ではがれたりしないですか?」というご質問を受けますが、最近のシートの粘着はとても強く、ほとんど剥がれ落ちることはありません。しかし、漂白剤などが付いてしまうと、接着部分がはがれてしまうため、要注意です。
また、乾燥機なども進められませんし、プリント面が大きい場合はしわになりやすいという点も挙げられます。(現状では60ミクロンほどの薄いシートを使用しているため、しわもほとんど見受けられなくなりましたが、多少は出てきてしまいます。)
「LOVE & PICE」や「SURF」など文字を1色でプリントするには1枚だけでも安くて良いプリント方法です。
1-3. インクジェットプリント
フルカラーで小ロットで制作たい場合はダイレクトインクジェットプリントがおすすめのプリント方法です。
インクジェットプリントはご家庭で写真などを印刷する場合でも使用している方も多いため、想像しやすいと思います。
Tシャツやパーカー専用の大型の機械に直接ボディをセットし、直接ボディにインクを吹きかけ、その後乾燥させて完成です。
フルカラーで1枚から低価格でプリントできる方法の一つでもあります。シートのような風合いではなく、生地にインクが馴染む風合いの良さも感じられます。
家庭のプリンターでもご存知かと思いますが、通常は白インクというものが無く、白色のプリントができないという欠点もありましたが、最近では白インク搭載の機械も登場し、劇的にプリントの幅が広がりました。
今やシルクスクリーンプリントに次いで人気のプリント方法になりました。
1-4. オリジナルパーカーの刺繍
1枚から制作できる方法としては、刺繍という選択肢もあります。
刺繍は、その独特の高級感と立体感で人気の加工方法です。企業のユニフォームや、作業着のネーム入れ、ジャケットやアウター、スカジャンなど幅広い用途で利用されております。
ネーム入れや簡単で小さなロゴ程度であれば1枚500円程度で刺繍を入れることが出来て安く加工する方法でもあります。
しかし、大きな柄物や、大きなサイズの刺繍などはコストも納期も多くかかってしまうというデメリットも。更に、細かすぎるデザインは、刺繍自体がつぶれてしまいお勧めできません。(文字だけの刺繍の場合、文字の高さは最低でも10mm以上ないと文字がつぶれてしまいます。)
高級感を出したい時や、こだわったデザインの場合は刺繍を施しオリジナルパーカーを作るのもいいかもしれません。
2. 複数枚を安く制作するプリントの種類
これまでは1枚から安くプリントできる方法をご案内してきましたが、チーム用途や学祭、企業ユニフォーム、物販などで多くの枚数を発注する方に向いている方法をご案内いたします。
複数枚の場合は、パック料金などでお得に作成できるのでそちらを活用しても良いかもしれません。
2-1. 1色1カ所だけならカッティングプリント
追加生産をせずに、10枚程度を制作する場合はカッティングプリントがおすすめです。カッティングプリントは製版を作らず、シートを貼りつける方法の為、制作単価も一定で安くオリジナルプリントすることが可能です。
1色1カ所の場合26枚以上制作する場合はシルクスクリーンプリントのほうがお得になります。(10cm×10cm以内の場合)
また、細かすぎるデザインにも向いていません。そのような場合もシルクスクリーンプリントをお勧めいたします。
2-2. シルクスクリーンプリント
文化祭でパーカーを多く必要な場合や、大きなサイズで10枚以上プリントする場合など最もシルクスクリーンプリントが安く制作することが出来ます。
また、初回に製版というものを作りますので、追加生産の場合もボディ代とプリント代だけで済むため、お得にオーダーできるのもメリットです。
しかし、3色以上などの場合、1色1製版が必要な為、割高になる場合もありますので注意が必要です。
大量枚数の場合、シルクスクリーンプリントは、最も一般的なオリジナルプリントの方法であり最も選ばれております。
3. オリジナルパーカーのまとめ
1枚からオリジナルパーカーをプリントする場合、素材、大きさなどによって適したプリント方法があります。
パーカー.jpでは、どの方法が一番適しているか、一番安くプリントできる方法は何か、お客様にとって最善のプリント方法をご提案させていただきます。
また、パソコンの使い方がわからない場合やスマホしかない為、イラストレーターなどでデザインを作れない場合など、写メールをお送りいただければ、お見積りやデザイン作成も行っております。
パーカー.jpでは、ほかのどのお店でも扱っていない、オリジナルのパーカーのカラーもご用意し、おソロコーデや、ダンスチームなどでもご活用いただけます。
<br />マカロンカラーのパーカーも、テーマパークでキャラクターの色が欲しいというお客様のご要望より出来上がった色です。
たくさんのプリントショップが存在する中、安心で納得頂けるショップであり続け、オリジナルパーカーの専門店として今後も運営して参ります。
オリジナルパーカーのプリントをするならパーカー.jpへお任せください。